あなたのお子さんは天才だと思いますか?
大辞林によりますと、天才とは、「生まれつき備わっている、きわめてすぐれた才能。また、その持ち主。」のことです。
「誰もが才能を持っている。でも能力を得るには努力が必要だ。」
Everybody has talent, but ability takes hard work.
と、アメリカのバスケットボール選手のマイケル・ジョーダンも言っています。
「誰もが才能を持っている」のですから、あなたのお子さんは天才児ですよね。
「ものごとをまだ種のうちに見抜けるなら、それを天才という。」
これは、中国の思想家、老子の言葉です。
老子の言葉を借りるとすれば、このHPにお越しになられたあなたは、あなたのお子さんが天才児だと見抜いたということですから、親としてきわめてすぐれた才能を持っている、天才親だと思います。
では、あなたのお子さんには、どのような才能が有ると思いますか?
フランス人作家のポール・ヴァレリー の言葉です。
「世の中には創造する天才があるように、探す天才もあり、書く天才があるように、読む天才もある。」
「天才」というと、学問・スポーツ・芸術・ゲームなどの分野で、人並み外れた能力を持つ人と思っている親御さんは多いのではないでしょうか。
このように考えると、「天才児」とは「特別な人」と考えるかもしれません。
でも、天才はもっと身近な場所にいます。
そして、今の時代は、その才能を最も活かしやすい時代だと言えるのではないでしょうか。
例えば「片づけ」。
「片付け方の本を書く」・「テレビに出演して片付け法を紹介する」・「会社を作って人の家の片づけをする」・「協会を作って片付け方を教える」など、片付けの才能を持っている人が、様々な分野で活躍をしています。
日本人の片付けコンサルタントの近藤麻理恵さんは、「人生がときめく片づけの魔法」がイタリアやフランスでも刊行され、世界でシリーズ累計300万部の人気になり、2015年米タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれました。
このように、以前でしたら些細に思えた才能でも、その才能を引き出すことで、世界で活躍できる時代なのです。
しかし、残念ながら、「才能を開花できない人がいます」
「毎年、数千人の天才が自分にも他人にも見出されることなく死んでいく。」
(マーク・トウェイン アメリカの作家)
では、生まれつき持っている才能を、「開花させる人」「開花できない人」は何が違うのでしょうか?
いくつもの違いがあるでしょうが、「乳幼児期の家庭環境や親の接し方」は違いの1つではないでしょうか。
「誰でも天賦の才を持って生まれる。だが、生きていく過程で天才を喪失する。」
Everyone is born a genius, but the process of living de-geniuses them.
バックミンスター・フラー(アメリカのデザイナー・建築家・環境運動家)
親の接し方でわが子の天才を喪失させたくはないですよね・・・。
天才に関する名言格言を紹介します。
「天才の第一の証は完璧さではなく、新境地を開く独創性だ」
The principal mark of genius is not perfectionbut originality, the opening of new frontiers
アーサーケストラー(イギリスのユダヤ人ジャーナリスト)
「天才とは、やろうと思ったことは断じて実行に移す人間のことである」
オノレ・ド・バルザック(フランスの小説家 )
「天才ってのは、自分を信じる、自分の力を信じるってことなんだ」
マクシム・ゴーリキー(ロシアの作家)
「凡人は既成の社会にできる丈け自己を適合させることを以って自己の天職と考え、天才は自己に社会を適合させることによってそれを開拓する」
長与善郎(日本の作家)
これらの天才に関する名言格言は、天才の特徴を見事に言い表しています。
「天才を知るものは天才だ」
これは、ドイツの哲学者ヘーゲルの言葉です。
意味は、「天才を理解できるのは天才だけである。」ということです。
一人で考え一人で素晴らしい作品を生み出す人なんて、そんなにいやしないよ。
天才には必ずその天分を引き出す人間がいて、そいつのほうがもっとずっと天才だったりするんだ。
(赤塚不二夫 漫画家)
「子供は家庭の雰囲気を嗅ぎ分ける天才である」。
(高良聖 心理学者)
親が天才の特徴を知り、子どもを見守り必要なサポートをすると、天才児であるあなたのお子さんの才能は引き出され、開花する可能性が高くなるということですよね。