「知能」は、ひとつの要素のように考えている人が多いようですが、実際は「知能因子」と呼ばれる多くの要素から構成されています。
アメリカの心理学者ギルフォード博士は、知能の構造を、「はたらき(Operation)」・「領域(Contents)」・「所産(Products)」の3つの側面から構成されると考えました。
そして、3つの側面を、5つの領域(どのような種類の情報の)5つのはたらき(どう考えて処理するのか)6つの所産(その結果得られる内容)に分類しました。
5×5×6=150の知能因子で構成されているということです。
知能は外部刺激によって発達するものです。
しかし、単に数唱する、文字を読む、DVDや動画を見るという事は、全体150の知能因子のうち1~2個を刺激するだけなのです。
知能教育では、この150の知能因子を一つ一つに偏りなく、適切に刺激していくことが重要です。
私たち親は、この知能構造論に基づき子どもたちに様々な知的刺激を与え、子どもたちの能力を高めることを大切にしたいですよね。